Friday, July 07, 2006

RocketQueen HISTORY (TRUE) 2000 / "Reborn From The Darkness"


RocketQueen結成は2000年の10月。
自分はまだ26歳だった。

前述の"BERZEBUTH"との関わりから、Drums:DiechanとGuitar:Tomokiに再び出会う。
最初に彼らに会った時の印象としておぼろげな記憶ではあるが、

「こんな若いのに何でバンドなんだろう?」
注)オレの印象だけかもしれんがBANDなんてやってんのは
それはそれはむさくるしい連中ばかりでさ...なんていうのは自分の常識なのかな。

その2人が中心になってメンバーを再編成。Bass:TsuyoshiとGuitar:Muneを誘い、自分も再び参加し
晴れてBAND "RocketQueen"になった。

その時に強く印象に残っているのがみんな「若い」なって。しかも「悪ガキ」。
でも悪ガキにも2パターンあって、"良さげな悪ガキ" と "タチの悪いクソガキ" 
っているんだが(勝手な自己判断) 明らかに音楽に対して純粋な彼らは前者の方だったと思う。

彼らと随分年の差はあったけど自分はあまり意識はしなかったかな。
自然だったと思うけど、あの子達が気を使って話す感じは自分は微塵も感じなかったけど(笑)


SOLO活動はたった一人だけで全てやってたこともあり、メンバーが集まって
それぞれの音の役割を担うっていう作業自体がすごく楽しかった。
「あぁ、これだ。BANDってそうなんだ」って。
SOLOの音楽性も一人でやってるクセに音はBANDだったし、元々自分の中ではBAND SOUNDが自分の理想の音楽形態だった事は逆に大きい枷でもあった。この90年代半ばは自宅録音の機材がやっと普及しだしてきて、そういった中での音楽制作環境は自分の聴いていた音楽も重なって凄く刺激でもあった。でもその反面でBAND SOUNDなのに孤独に音楽を作っていた。自分だけの音楽という部分に徹底した時期でもあった。

生の質感と音に深みがあって、分厚い。打ち込みでやってたそれまでから全くの別物。
体の芯に響く音っていうのかな?
そんな印象が強かった。

メンバーが集まって当たり前にLIVEへと活動は進んでいく。
当然曲作りだって話に転じて進んでいった。

最初からあった楽曲は元々Diechanの"BLACK HUNTER"、 Tomokiの"HIGHWAY GANG"に、新曲としてDiechanが"NO EMOTION"、 Tomokiが"FUNNY ZOMBIE"を持ってきた。
で、自分が過去にやってたBAND "Roed-Zak"の"MESSIAH"(オリジナルタイトル:METAL MESSIAH)も加え
曲が出揃う前から何故か決まっていたLIVE(2000.12.30)に向けてさらに曲作りに。
結局その中でTomokiが"Devilchild" "Love,again"を、Diechanがカヴァーアレンジをした"君をのせて"が出来て、

確か1st LIVE SET LISTはこのような形だったと記憶している。

RocketQueen 1st live SET LIST.2000.12.30

1.HIGHWAY GANG
2.BLACK HUNTER
3.Love,again
4.NO EMOTION
5.FUNNY ZOMBIE
6.Devilchild
7.君をのせて
8.MESSIAH

会場はなんかSTAGEの段差もないようなホント公開リハみたいな所で
自分はLIVE前の連日のリハで喉つぶして、風邪もひいてしまい体調は最悪だった。
2000年08月以降、自分はSOLO活動のスケジュールを入れてしまっていたため、この12月に自分は2本ものライヴをやってる。実際この後2002年までSOLOの活動はRocketQueenと平行して続けていった。
今思えば自分でも凄いスケジュールだったと思うが、音楽漬けの日々に精神的には安定してた。
ただただ、一生懸命だった。死力を尽くしたという思い出しかない。
まだ歌い方も全然出来てなかったし、まるで。ただ張り上げて叫んでただけ。
そりゃ喉もつぶすわって感じだった。


LIVE の後にDiechanの地元、府中に移動して打ち上げ。
朝まで飲んで盛り上がって話した。ホント呆れるぐらいに楽しかった。
始発で気分不快になりながらもTsuyoshiと二人で帰ったのをよく憶えてる。


出会いの年となった2000年はこうして終わる。     

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